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最近よく「クラウドファンディング」って言葉・・聞きませんか??
クラウド・・?ファンディング・・?いったい何のことなんでしょう?

 


1.クラウドファンディングとは?

イメージを先に言うと、「お金を調達する方法」の一つです。
とはいっても、金融機関等からの借入とは異なり、インターネットを通じた、「不特定多数の人から資金を集める」手段です。

また、クラウドファンディングは、資金調達の側面だけでなく、自社商品やサービスをアピールできるという側面も有しています。

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2.仕組み

インターネット上に、「クラウドファンディングサービス」と呼ばれるサイトが、たくさん存在しています。
まずはここに登録し、商品やサービス内容を、「インターネット」上に掲載し、該当商品のアピールを行います。
例えば、商品の優位性だったり、これらからどういった形で作っていくのか?計画はどうなっていくのか?必要な資金はいくらか?みたいな感じですね。

そして、これらをインターネットを通じて見た「不特定多数の方」は、その商品を理解したうえで、「小口の資金を支援する」という流れです。


3.商品アピールができる

当たり前ですが、まずは、自社商品やサービスを知ってもらわないと、売上を獲得することはできません。
特に、ベンチャー企業は、経営資源に制約がありますので、販路拡大や人員の確保などの点でも限界があります。
この点、クラウドファンディングでは、インターネット上で、自社の商品をアピールすることが可能ですので、資金調達の手段という点だけでなく、広く不特定多数の方に、自社商品を知ってもらえるというメリットがあります。


4.資金を集めやすい

クラウドファンディングサービスは、インターネット上で不特定多数の方が見ることができます。
そして、その商品に共感した方は、「小口から出資」することができます。

銀行と比較するとわかりやすいですね。
「金融機関」で融資を受ける場合は、審査を行った上、その銀行が「全額を融資する」形が一般的ですが、
クラウドファンディングでは、融資の単位を「不特定多数の支援者に小口化」できますので、資金が集めやすくなるんです。

(雑談ですが・・)

なんとなく、昔テレビでやってた「マネーの虎」に似てますよね!
「テレビというマスメディアがインターネットに変わった」というイメージでよいと思います。


5.メリットとデメリット

でも・・いいことばかりではありません。
商品提供者側にとっては、自分のアイデアをインターネットで掲載することになるので、「まねされる」恐れもあります。
また、出資者にとっては、支援先が将来、想定通りにお金を使ってくれず、結果的に資金を回収できない可能性もあります。

メリットデメリットをまとめました!

メリット デメリット
商品提供者側
  • 小口資金を集めやすい
  • 商品をアピールできる場
  • アイデアがまねされる恐れ
  • 情報公開のコスト
出資者側
  • 小口から出資ができ、将来のリターンが期待できる
  • 自分の共感できるものに投資できる
  • うまくいかない場合は、投資回収が図れない可能性
  • 流動性が低いため、売却できない。


6.日本では?

日本では、「CAMPFIRE」や、サイバーエージェントの「makuake」などが有名ですね。
日本でも、結構な数のクラウドファンディングがあります。
中には、「地域特化型」だったり「音楽やスポーツなどジャンル特化型」、「社会貢献に特化」したクラウドファンディングなど・・
さまざまな種類のものがあります。


7.今後は?

世界におけるクラウドファンディングの「市場規模」は、どんどん大きくなってきているようです。
「素晴らしいアイデアなのにお金の制約で実現できなかったもの」が、「小口の出資者」というサポートを得て、表舞台にでてくる可能性という点で、すばらしい仕組みだと思います。

ただし・・まだまだ新しいビジネスモデルですので、トラブルもあるようです。
インフラも含め、さまざまな課題をクリアしながら、これからどんどん成長していく市場なのかなと思います。

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