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1.ビットコインって?

ビットコイン(Bitcoin)って、ここ2,3年話題になっていますよね。
今回は、この「ビットコイン」についてまとめました。
 
ビットコインは、簡単にいうと「インターネット上で使える仮想通貨」のことです。
インターネット上の「取引所」「販売所」で購入し、店舗で、商品等の購入に利用することができます。

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ビットコインの現在の時価総額は1兆円(約110億ドル)。
「仮想通貨市場」全体の約8割で、利用者は世界で1,300万人以上(日本では数十万人以上)と言われています。

日本の店舗では、2016年9月現在、約2,500の店舗で利用ができるそうです。
(去年の同時期より4倍増加)


2.仮想通貨って?

でも・・そもそも「仮想通貨」って何なんでしょう?
現金や電子マネー(楽天エディ、ICOKAなど)などとも、実はちょっと異なります。
「電子マネーも、「仮想」っぽく見えますが、現金が形を変えたものにすぎず、「仮想」ではありません。
仮想通貨とは、その名の通り「仮想」の「通貨」のことです。
仮想通貨も通貨の一種であることには変わりありませんが、円やドルとは違って、手にとって目に見える姿形が存在しません。
 
 「仮想通貨」としてイメージしやすいのは、オンラインゲーム内の通貨です。
ゲーム内で使われている通貨を手に入れれば、そのゲーム内で使われている通貨が「使える」ゲーム内のお店で、アイテムを買うことができます。ゲーム内でのみ使える、仮想の通貨です。

他にも、特定の Web サイトでのみで使える仮想通貨も存在します。
利用登録の際に1,000円で1,000ポイントを購入し、その1,000ポイントで有料サービスを購入するというしくみを利用している Web サイトが存在します。そのポイントが「使える」Web サイト内でのみ有効な、仮想の通貨です。
 
 仮想通貨は上記のように物やサービスの購入目的の他、売却や交換によって利益を生み出すことができるため、FXのように投資目的で買われる方も多いです。

「仮想通貨」の大きな特徴は、次の3点です。


(1)発行責任者がいない


円やドルなどの「通貨」は、各国の政府が発行していますので(政府が支配する日本銀行など)、発行責任者は、最終的に「国」となります。
一方、ビットコインは発行責任者がいません(発行元は「プログラム」なんです)。


(2)絶対量が決まっている

「通貨」は、政府が決めれば、発行量を増やすことが可能ですが、ビットコインは「絶対量」が決まっていて、発行量を増やすことはできません。
金や銀などの「貴金属」と似ています
。貴金属は「資源」なので、当然、地球上にある上限が決まっている点、通貨と異なりますよね?
でも、これらの貴金属も「金融商品」として、1グラム何円という価値をつけて、取引されています。
ビットコインは・・これらの「貴金属」に近いイメージでよいと思います。


(3)世界中で使える

ビットコインは金や銀と同様、全世界で相場がありますので、国を超えて、世界中で使えます
円やドルは、使える国が決まっているのと違いますね。
逆に言うと、金や銀と同様、需要と供給で取引が成立していますので、「ビットコイン」の信用がなくなれば・・?
価値が「ゼロ」になる可能性もあります。


3.現金との比較

メリット デメリット
  • 世界中で使える
  • 送金手数料がほぼゼロ
  • 認知度が低いため、使えるサイトがまだまだ少ない(特に日本)
  • 現金と違って値動きがあり、価格が下落する可能性がある


4.どうやって使うの?


(1)財布を作る

まず、「財布(ウォレット)」と呼ばれるものを作ります。
ビットコインは現物ではなく電子データのため、「専用のビットコインウォレット(=お財布)」に残高を記録してためていきます。

具体的には、パソコンやスマホに、「ビットコインウォレット」をインストールします。
この「お財布」から、送金したり受け取ったりするんですね。
銀行等と異なり、24時間受取も支払も可能です。
無料で使えるものがほとんどです。


(2)ビットコインを買う

例えば、日本では有名どころとして、bitflyer・bitbank・zaifなどの「取引所」が、インターネット上にあります。
これらのサイトで「アカウント登録」して、ビットコインを購入します。

また、ピットコインを所有する人たちが集まる「サイト」で売買もできますね。
日本では、「東京ピットコイン会議」が有名ですね。


5.ビットコインは怪しい?

2014年に、ビットコインの取引所である「マウントゴックス」という会社が破たんしたニュースは、結構新聞でも取り沙汰されていましたね。
「マウントゴックス」は、ビットコインを盗まれて破たんしたということです。

ただし、この事件は、あくまで「取引所」の一つが破たんしただけで、「ピットコイン」の信頼性とは全く関係ありません。
貴金属やさんの一つが盗難でつぶれたからといって、「金」全体に信頼性が置けないか?という話は・・別問題ですよね?


6.投資対象?

ビットコインは、金融商品の一つですので、需給によって価値が増減します。
つまり、株と同じく、損したり利益がでたりするんですね。上手く投資すれば、資産運用として利用できます。


7.ビットコインに関する税金は?

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(1)消費税

財務省と金融庁は、ビットコインなどの仮想通貨を「貨幣」と位置付けました。
そして、購入や売却する際の消費税を、2017年春をめどになくす調整に入っています
仮想通貨をモノやサービスではなく、「支払手段」として明確に位置付けたということですね。
これによってビットコインを購入するハードルが下がるので、これからもっとビットコインの重要性が増してくるでしょうね。


1(2)所得税

ビットコインを売却した利益には、当然所得税等がかかります。ここは資源や株式等と全く同じですね。

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