Ò0Þ0é0ä0û0¢0ë0×0¹0û0¢0é0¹0«0û0í0Ã0­0ü0qn0è]ð„0 Tð�WSuin07lq�ÛVc[˜b0n0åe,gn0 Tqj0i00NLuTýVn0qn0™Qw’0ÎS2“0

 

「現物出資」と「会社分割」(分社型)って、何となく似てますよね。では、違いはいったいどこにあるんでしょう?
どちらも、資産を他社に移動させる代わりに、対価として株を取得するという点では共通しています。

今回は、これら2つの違いを解説します。
 

1.共通点

現物出資は、単に、金銭以外をもって行う「出資行為」ですが、会社分割は、「組織」を異動させる行為ですので、「組織再編」の一種です。
したがって、資産を他社に移転させ、株を取得するという「効果」は同じですが、手続きは大きく異なります
まとめると以下の通り。
 

2.相違点

現物出資 会社分割
目的 出資行為 組織の再編(組織法)
譲渡対価 金銭以外 原則株式発行(対価不要)
権利義務の移転 個別財産の出資 権利義務の包括承継
検査役の検査 原則必要 不要
消費税 課税 かからない
不動産取得税 一定の場合、
不動産取得税がかからない。
(要件は、会社分割と異なる)
一定の場合、
不動産取得税がかからない
(要件は現物出資と異なる)

なお、「適格現物出資」の要件は、実質的には「適格分割」と同様ですので、詳細は、会社分割って何?をご参照ください。
 
<< 前の記事「会社分割と事業譲渡の違い」次の記事「株式交換とは?」 >>

【関連記事】