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No163.機会損失・機会費用って何?
前回、経営意思決定の場面での「サンクコスト」の重要性についてお伝えしました。 今回は、経営意思決定の場面で同様に重要な論点、「機会損失」「機会費用」についてお話しします。 1.
No162.サンクコスト(埋没費用)って何?
原価計算の勉強をした方だと・・「埋没費用」という言葉の方がピンとくるかもしれません。 サンクコスト=埋没費用のことです。 「サンクコスト」は、経済学やマーケティングでもよく出てきますが、「経営
No161.100%子会社・孫会社と「特定同族会社」の関係/グループトップの会社の株主構成によって留保金課税の適用関係は異なる
一定要件を満たす、「特定同族会社」は、留保金課税が適用されます。 「特定同族会社」の定義は、非常に難しく、実務上は判定が難しいです(「特定同族会社」判定の具体例は、No159をご参照ください)。 ただし、「
No159【具体例付】留保金課税の対象となる「特定同族会社」を判定する具体例/該当する場合・該当しない場合を図解でわかりやすく解説
「同族会社」については、一定の場合、内部留保に対して課税される場合があります。「特定同族会社の留保金課税」と呼ばれます。 対象となる会社は、資本金の額等が1億円超の同族会社のうち「特定同族会社」です。 ただ
No158.【わかりやすく】留保金課税の適用を受ける「特定同族会社」とは?/同族会社と特定同族会社の違いを図解で解説
オーナー経営の会社の場合、株主(オーナー)の「個人所得税」を回避するため、利益が生じても配当を行わずに「内部留保」する場合があります。ただし、行き過ぎた内部留保は、租税回避につながることから、法人の「内部留
No157.取引単位営業利益法とは?
ロイヤリティの算定方法には、基本三法のほか、利益分割法、取引単位営業利益法があります。 その中で、実務上一番よく用いられている方法は、今回の「取引単位営業利益法」だと思います。
No156.国際税務でのロイヤリティ算定方法
無形固定資産にかかるロイヤリティ対価の妥当性は、国際税務上、よく問題となる論点です。 1. 無形固定資産・ロイヤリティって何? 無形固定資産というのは、モノではないが独自の「資産
No155.【有償減資】その他資本剰余金を配当する場合の会計処理・税務処理・申告書の記載例/みなし配当の計算は?
有償減資とは、株主に対して出資金額を返還する実質的な減資です(会社の財産が減少)。 減資の方法には、大きく2つの方法、「有償減資」と「無償減資」の2種類があります。有償減資は、株主への払戻を伴う「実質的な減資」、一方、無
No154.【無償減資】会計処理・税務処理・申告書の記載例/みなし配当や均等割等への影響は?
無償減資とは、会社財産の流出を伴わない、形式的な減資です(会社の財産は減少しない)。 減資の方法には、大きく2つの方法、「有償減資」と「無償減資」の2種類があります。有償減資は、株主への払戻を伴う「実質的な
No153.逓増定期保険と長期平準定期保険の比較
前回の「長期平準定期保険」と似た保険で、「逓増定期保険」という商品があります。 逓増定期保険も定期保険の一種ですが、死亡保険金が定額ではなく、契約当初⇒保険期間満了時まで徐々に増加していく保険